The Agencyは、GitHub上で公開されたオープンソースのAIエージェントフレームワークです。147から232の専門AIエージェントを16部門に分類し、各エージェントに独自の性格・ワークフロー・成果物定義を持たせています。MITライセンスで提供され、Claude Code、Cursor、Gemini CLIなどのツールにワンコマンドで導入可能です。

📑目次
  1. The Agencyとは何か
  2. 対応ツールとインストール手順
  3. 16部門232エージェントの構成
  4. 実世界での活用例とユースケース
  5. 導入時の注意点と制限
  6. よくある質問(FAQ)
  7. 比較表: 対応ツール一覧
  8. まとめ

The Agencyとは何か

The Agency(正式名称Agency Agents)は、msitarzewski氏が開発したAIエージェントのコレクションです。従来の単一AIアシスタントを「組織」レベルに拡張する狙いがあります。各エージェントはIdentity & Memory、Core Mission、Critical Rules、Technical Deliverables、Workflow Process、Success Metricsなどの要素を備えています。

公式GitHubリポジトリでは、10,000行以上の性格・プロセス・コード例が含まれています。初回公開から2週間で50K starsを記録するなど、急速に注目を集めています。詳細は公式リポジトリ(https://github.com/msitarzewski/agency-agents)で確認できます。


対応ツールとインストール手順

The Agencyは複数のAIコーディングツールに対応しています。インストールは提供されているスクリプトを使うことで簡単に行えます。

まずリポジトリをクローンし、install.shを実行します。Claude Code向けにはのように指定します。Cursor向けはへファイルとして変換する必要があります。

Gemini CLIやOpenCodeの場合も変換スクリプトが用意されており、並列実行で効率化できます。インストール後、各ツールのエージェントディレクトリに配置すれば即利用可能です。


16部門232エージェントの構成

エージェントは16部門に分類されています。engineering、design、marketing、product、QAなど、実際の組織構造を模倣した構成です。232の専門エージェントそれぞれに、具体的な役割と成果物が定義されています。

部門例として、Startup MVP作成、Marketing Campaign立案、Enterprise Feature Developmentなどが用意されています。各エージェントは独立して動作しつつ、相互連携も可能です。

部門例 代表エージェント数 主な成果物
engineering 約40 コードレビュー、設計ドキュメント
design 約25 UI/UX提案、プロトタイプ
marketing 約30 キャンペーン計画、コンテンツ案
product 約20 要件定義、ロードマップ

出典: 公式GitHubリポジトリ(https://github.com/msitarzewski/agency-agents)(2026年6月時点)


実世界での活用例とユースケース

The AgencyはスタートアップのMVP開発やマーケティングキャンペーン立案に活用できます。複数のエージェントを組み合わせることで、1人のAIでは難しい複雑なタスクを分担処理します。

例えば、engineering部門のエージェントがコードを書き、design部門がUIを提案し、marketing部門がプロモーション計画を立てる流れが可能です。実際の運用では、ツール固有の変換が必要な場合もありますが、基本的なワークフローはすぐに試せます。


導入時の注意点と制限

インストールにはGitと対応ツールの環境が必要です。一部のツールでは変換スクリプトの実行が必須です。商用利用はMITライセンスで許可されていますが、各エージェントの出力は人間によるレビューを推奨します。

エージェント数は232に更新されており、旧情報(147)は最新リポジトリで確認してください。セキュリティ面では、機密データを含むタスクは避けるのが無難です。


よくある質問(FAQ)

Q1: The Agencyのエージェント数は?

公式リポジトリ時点で232エージェント、16部門に分類されています。詳細はGitHubで最新を確認してください。

Q2: Claude Code以外でも使えるか?

はい。Cursor、Gemini CLI、GitHub Copilot、OpenCodeなどに対応しています。変換スクリプトで適応可能です。

Q3: インストールに必要な前提条件は?

Git、対応AIツールのCLI環境が必要です。install.shとconvert.shが提供されています。

Q4: 商用利用は可能か?

MITライセンスのため商用利用可能です。ただし出力内容の最終責任は利用者にあります。

Q5: 独自エージェントの追加方法は?

テンプレートに従って新しいエージェント定義ファイルを作成し、インストールスクリプトで追加できます。


比較表: 対応ツール一覧

ツール インストール先 変換必要
Claude Code ~/.claude/agents/ 不要
Cursor .cursor/rules/ .mdc変換
Gemini CLI ~/.gemini/agents/ 必要
OpenCode .opencode/agents/ 必要

出典: 公式GitHubリポジトリ(https://github.com/msitarzewski/agency-agents


まとめ

The AgencyはAIを単なるアシスタントから組織レベルのフレームワークへ引き上げる取り組みです。232の専門エージェントを活用することで、開発・設計・マーケティングの各フェーズを効率化できます。まずは公式リポジトリをクローンして、自身のツール環境で試してみてください。

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著者

krona23

IT業界20年以上の実務経験を持ち、日本国内有数のPVを誇る大規模Webサービスで事業部長・CTOを複数社で歴任。Windows/iOS/Android/Webと技術の変遷を経験し、現在はAIネイティブへの変革に注力。DevGENTでは、AIコードエディタ・自動化ツール・LLMの実践的な使い方を日英西3言語で発信中。

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